【コラム】高機能なドット絵エディタ「GraphicsGale」のススメ

WordPressを始めてみたはいいものの、ゲーム製作のネタだけでブログを続けるのはおそらく厳しいと思います。そこで実際の製作物以外にも、使ってみたツールや素材の描き方の事など、ゲーム製作の合間に発見した出来事も記事としてまとめていくことにしました。まず第一回は、私がドット絵で使用しているツールについて書いていきます。

現在、私のゲーム制作においては、言わずと知れたAdobe社の画像編集ソフト「photoshop」を使用していますが、photoshopを使う以前は

主にこの二つを使用していました。どちらも人気のドット絵エディタです。私は特に、アニメーションが作りやすいGraphicsGaleを愛用していたのですが、どうも周りはEDGEの利用者が多く、Galeを使っている人はあまり居ないようです。Googleで検索してもEDGEの使い方に関しては色々なサイトで紹介されているのに対し、Galeの情報を探してもさほど見つからず。良いソフトなのに勿体無い……。という訳で、今回は私が愛用していた(今も時々使います)GraphicsGaleの魅力を人気のEDGE(フリー版)と比較しながら伝えていきたいと思います。

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■GraphicsGale(フリー版)のココが良い!

・フリー版でHSL、HSVなどの色空間が利用できる

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SAIなどのイラスト製作ソフトなどではお馴染みの、そしてEDGEでは有料版の2のみが対応しているHSL、HSVの色空間に対応しています。RGBが赤・緑・青の組み合わせで色を作るのに対し、HSLやHSVは色相(色の種類)・彩度(鮮やかさ)・明度(明るさ)の組み合わせで色を作ることが可能です。普段からイラストを描く人の場合、HSVなどの方が自分好みの色を作りやすいのではないでしょうか?

・アニメーションが作りやすい

この点はGaleの公式サイトでも紹介されていますが、Galeはアニメーションの製作に強いです。オニオンスキンの機能で前後のフレームを透かして表示できますし、アニメーション速度も細かく選べます。ゲームでは多くの差分やアニメーションが必要になりますし、この機能を使いこなせれば作業効率アップは確実です。(私は使いこなす前にPhotoshopに移行してしまいましたが……)

・ペンタブレット対応

ペンタブ対応になったのは割と最近のようですが、これが非常に便利です。ペンタブを逆さにする(消しゴム側)にするだけで消去ができるようになりました。ドット絵エディタなのでさすがに筆圧には対応していないようですが、ペンタブ利用者ならば直感的に書いて消せるから楽ですね。

・等倍表示機能、好きな所からのアンドゥ・リドゥが可能

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これも最近になって追加された機能のようで、EDGEでは有料版の2のみが対応しています。等倍表示は大きなサイズのドット絵を描く時に役立ちますし、いつでも好きな所から描きなおせるのは安心ですよね。

以前はGaleもアニメーション製作以外はあまり魅力的では無かったのですが、最近のバージョンアップで新しく追加された下二つの機能は、使い勝手の面でEDGEを大きく引き離したと感じます。

■GraphicsGale(フリー版)のココがイマイチ

・GIFに対応していない

残念ながらフリー版ではGIFに対応していません。(有料版で対応)よってアニメーションGIFもGale単体では作ることはできません。私は普段PNGを使うことが多いのであまり気にならないのですが、どうしてもGIFにしたい場合は他のソフトでGIFに加工するというのも一つの手……

ちなみにGaleの有償版(1,995円)はGIFやicoなどの拡張子への対応がメインとなっているようです。

・機能が多すぎて使いこなすには慣れが必要

これは多機能なソフト故に仕方のない部分かもしれません。どんどん使って慣れていくしかないですね。操作は環境設定で細かく設定できるので、自分に合った操作にしていくのもアリです。

・ペンツールの機能がやや不自由

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画像はGaleで自作のペンを利用した場合の画像ですが、Galeではペンツールはデフォルト+自作したペンしか利用できず、EDGEのようにペン先のサイズや形状を自由に選択することはできません。大体はデフォルトで間に合うのですが、正直ペンツールに関してはEDGEの仕様の方が使いやすいと感じます。

……大体こんな感じでしょうか。もちろんEDGEも優秀なドット絵エディタではあるのですが、多くの画像素材が必要となるゲーム製作者にとって、GraphicsGaleの方がより効率良く画像素材を作れるのではないかと思います。

もちろん、これはフリーウェアに限定した話なので、お金に余裕のある人ならEDGE2でもPhotoshopでもお好きなものをどうぞ。